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「君の名は。」の新海誠監督 建設会社社長の道捨ててアニメ界に
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· 2016-12-02 · ソース: |
タグ: 「君の名は。」;新海誠;中日交流 | 印刷 |
新海監督は、実習していた建築会社の近くでゲーム会社・日本ファルコムのスタッフ募集広告を目にし、気持ちが大きく変わったという。そして、同社に入社し、最初の5年間、新海監督は普通のアニメクリエーターとして、毎日夜12時まで働き、終電で帰宅し、翌朝6時にまた起きて出勤するという生活を続けた。その頃、「こんな仕事をしていてどんな意味があるのだろう」とよく思っていたという新海監督。「誰も自分の努力を見てくれていないような気がしていたものの、自分の気持ちを誰かに伝えることもできなかった」という。
そして、自分の存在を証明し、自分の心の声を表現するために、新海監督は2000年、短編アニメーション映画「ほしのこえ」の製作を開始した。そして、その製作に集中するために、01年に日本ファルコムを退社。02年2月に、「ほしのこえ」が完成した。同作品は、音楽以外、監督・脚本・演出・作画・美術・編集など、ほとんどの作業を新海監督が一人で行った。その時から、新海監督は細かな所まで描いた美しい絵で知られるようになった。
「君の名は。」の次の作品について、新海監督は、「『君の名は。』は、僕の人生でこれが峠になるかもしれない。これからも、自分は何を表現したいのか、どんな作品を作りたいのかを考えながら、作品を作っていく」と謙虚に語る。そして、アニメーション映画の製作に約20年間携わっている新海監督は、「他と同じような作品ではなく、世界をもっと素晴らしいものにするような作品を作りたい」と意気込みを語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月2日
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