「誘致を深化させ、双循環（国内と国際的な2つの循環）に貢献」をテーマにしたイベント「中国国際輸入博覧会（輸入博）IN湖北」が今月18日、湖北省武漢市で開催された。今年も「輸入博IN地方」開催が計画され、中国商務部（省）と湖北省人民政府が共同で主催する「輸入博IN湖北」が先頭を切って開催された。人民日報が報じた。

「輸入博IN湖北」では、テーマ別のプロモーションイベント、強みのある産業のテーマ別マッチングイベント、実地視察といった関連イベントも行われる。大健康（健康コンサルティングや公衆衛生サービスを柱とする産業）や消費財小売、自動車、設備製造といった湖北省の重点産業を中心に、輸入博に出展している企業、投資促進機関、多国籍企業116社・機関が参加した。そのうち80社は、フォーチュン・グローバル500、業界のリーディングカンパニーとなっている。湖北省の関連の市・州、産業パーク、業界の主管当局、現地の大手企業、商業協会の代表といった機関や会社300以上がマッチングに参加した。実地視察では、湖北省が、出展商や多国籍企業のマッチングの意向に基づいて、武漢市や襄陽市、宜昌市などで、産業レイアウトをじっくりと理解し、協力の機会を探ることができるよう企画した。

輸入博のスピルオーバー効果を強化し続けるべく、輸入博は2021年から「輸入博IN地方」シリーズイベントを開催して、「展示品を商品に、出展者が投資会社」になるよう働きかけ、地方経済の発展をバックアップしており、大きな成果を挙げている。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年3月20日