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ファーウェイ「5Gビジネスは現在進行形で成功、今年は『5G-A商用化元年』」
  ·   2024-02-28  ·  ソース:人民網日本語版
タグ: 5G;華為
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今月26-29日にスペイン・バルセロナで開催されるモバイル業界最大級のイベント「MWC Barcelona 2024」において、華為(ファーウェイ)が開催しているオンラインとオフラインを組み合わせた「5G Beyond Growth Summit」で、同社のシニア・バイス・プレジデント(SVP)を務める情報通信技術(ICT)販売・サービスを統括する李鵬氏が、「5Gビジネスは現在進行形で成功している。2024年は『5G-A(5G-Advanced、5G高度化バージョ)商用化元年』となるだろう」と語った。

李氏によると、5Gの商用サービスが始まってからの5年間、世界のユーザー数は15億人を超えるようになっており、4Gの9年の発展の成果に相当する。また、世界のモバイル通信ユーザーの20%を占める5Gユーザーは、パケットの30%、モバイル事業の売上高の40%に寄与している。

ますます多くの通信キャリアが、最適な5Gネットワークをめぐる戦略的目標を発表している。例えば、中東地域の通信キャリアは、全国をカバーするMIMOを高度化した5Gの要素技術「Massive MIMO」(空間多重技術)ネットワークを建設。良質な体験により、「5G FWA業務」の大成功につながり、一般家庭300万世帯近くが既に利用し、通信キャリアの売上高を成長させる重要な原動力となっている。

米調査会社「IDC」は、2024年の次世代(AI)スマホの出荷台数は1億7000万台に達し、世界のスマホの出荷台数の15%を占めると予想している。李氏は、「次世代(AI)スマホは、より強大なストレージや表示、イメージング機能を有し、生成的人工知能(AIGC)アプリとの協同により、1千億GBのコンテンツを生成することができ、通信キャリアに全く新しい成長の機会をもたらすだろう」との見方を示した。

企業ユーザーも5Gを幅広く導入するようになっている。中国では、5Gプライベートネットワークは50以上の業界で5万件以上の応用例が商用化されている。一方で、確定的遅延や正確な測位、無電源IoTといった新たな能力を備える5G-Aが、通信キャリアのB2B市場に、さらに多くのチャンスをもたらすことになると期待されている。李氏は、「2024年は5G-Aの商用化元年となるだろう。それがクラウドコンピューティングやAI技術の発展と結び合わせれば、通信キャリアの生長のポテンシャルは大きなものになる」との見方を示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月27日

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