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輸入博から世界へ 多国籍企業の重量級初出展製品はどうなった?
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· 2023-11-03 · ソース:人民網 |
タグ: 輸入博;企業;経済 | 印刷 |
中国国際輸入博覧会は今や、多くの多国籍企業が重量級の製品を初めて発表し、お披露目する「最高のステージ」となっている。過去5回の輸入博で展示された重量級製品はどうなっただろうか。
第1回輸入博で、国家電力投資集団の上海電力股份有限公司が上海電気集団、イタリアの機械メーカーのアンサルドと、ガスタービンエンジン設備および関連サービスの調達枠組合意に調印した。今から1ヶ月余り前、上海電力股份有限公司の閔行発電所の745MW(H型)ガスタービンのガス-蒸気コンバインドサイクル発電設備が168時間に及ぶ全負荷試運転をハイレベルで1回完了し、正式に稼働することになった。
上海電力の説明によると、H型ガスタービンが稼働したことは、超大型都市・上海のエネルギー使用の安全性を保証し、上海エリアのエネルギー構造を最適化し、中国の大型ガスタービン技術の進歩を促進する上で重要な役割を果たしている。
過去5年間、輸入博は力強い波及効果を発揮し続け、今や多国籍企業がイノベーション成果の導入と実施を加速するための「駆動装置」となり「インキュベーター」となった。
2018年の第1回輸入博で、アイルランドに本部を置く医療機器メーカーのメドトロニックは「世界最小の心臓ペースメーカー」の「Micra VR(マイクラVR)」を出展し、メディアの大きな注目を集めた。輸入博の「追い風」を受けて、マイクラVRは19年に中国で発売され、22年5月には新世代の「Mocra AV(マイクラAV)」も中国国家药品监督管理局の認証を取得して中国で発売された。メドトロニックは、「2019年にマイクラを発売してから現在までの間に、手術件数は累計約1万件に達し、マイクラは輸入博の展示ホールから中国人患者の『心の中』に入り込んだ」としている。
「初めてのお客様」から「リピーター」へ、さらには毎年必ずやって来る「忠実なファン」へ、世界をリードするライフサイエンス企業であるドイツのバイエルはもうじき6回目の輸入博出展を果たす。バイエル中国の張蕾副総裁(広報担当)によると、5回の輸入博を経て、バイエルは世界・中国・輸入博で初めて発表する製品30品目近くを出展し、また医薬品の「ケレンディア(中国名・可申達)」、サプリメントの「乳幼児向けエレビット(小愛楽維)」、肥料の「アンビション(安必神)」などを含む「輸入博が契機になった製品」8品目を孵化することに成功した。
「永遠に幕を閉じることがない輸入博」と呼ばれる輸入博は、世界中のフレッシュで優れた製品、質の高いサービスを中国市場にもたらし続けてきた。
上海市商務委員会の主任で、輸入博都市サービス保障指導グループ弁公室の常務副主任を務める朱民氏によると、今年上半期、新たにオープンした各分野の第1号店は557店あり、そのうち世界またはアジアでの第1号店は7店あり、中国全土以上のハイレベル第1号店が占める割合は13.5%に達したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年11月3日
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