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中国、1-5月のサービス貿易赤字が前年比67.3%減
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· 2021-06-30 · ソース:人民網 |
タグ: サービス貿易;輸出入;経済 | 印刷 |
商務部(省)が29日に発表した最新データによると、中国のサービス貿易は輸入が減少を続けたため、1-5月には輸出から輸入を差し引いた貿易収支の赤字が前年同期比67.3%減の1144億9千万元(1元は約17.1円)になった。中国新聞社が伝えた。
公式データによると、1-5月の中国のサービス輸出は同20.1%増の9117億8千万元、輸入は同7.5%減の1兆262億8千万元となり、輸出の増加率が輸入の増加率を27.6ポイント上回った。
サービス貿易がこれまでずっと中国の貿易赤字の主な原因となってきた。しかし新型コロナウイルス感染症が発生して、サービス貿易赤字が目に見えて減少し始めた。公式データでは、2020年の中国サービス貿易赤字は同50%以上減少して、7千億元を下回った。
5月の中国サービス輸出入額は同5.5%増加した。うち輸出は同7.7%増で、増加率は前月を16.6ポイント下回り、輸入は同3.7%増で、増加率は前月を1ポイント上回った。
分野別にみると、1-5月には知識集約型サービス輸出額が急増し、増加率は14.4%に達した。うち個人向け文化・娯楽サービスの増加率が32.6%と最も高く、次は通信・コンピューター・情報サービスの22.6%だった。
感染症の中で人の国境を越えた流動が滞るなどの影響が出て、旅行サービスの輸出入額が減少を続けた。公式データでは、1-5月の中国旅行サービス輸出額は同39.1%減、輸入額も同36.7%減だった。旅行サービスを除けば、同期の中国サービス輸出入額は同18%増となる。
サービス貿易はここ数年間、中国が重点的に発展させてきた分野だ。現在、中国はサービス貿易のさらなる発展を後押しするため、サービス業市場への参入をますます拡大しようとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月30日
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