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感染症が海外在住中国人のニーズ喚起、「逆海外通販」が盛んに
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· 2020-10-29 · ソース:人民網 |
タグ: 消費;通販;経済 | 印刷 |
外国人も「逆海外通販」の仲間入り
実は、海外在住の中国人だけでなく、外国人の中にも「逆海外通販」の仲間入りをした人たちがいる。
「中国越境消費年度指数報告(2017)」によると、17年には中国以外の消費者の中国越境ネットショッピング取引額は約6970万ドル(約72億6483万円)に上り、前年比43%増加した。ここから中国EC産業の対外輸出が急速に発展したことがわかる。米国の利用者が一番のお得意様だ。全体としてみると、欧州各国の利用者の中国ショッピングサイトでの買い物は「高頻度・小規模」で、アジアの周辺国・地域は「低頻度・大規模」だ。
外国人は何を買っているのだろうか。「2015-2016年中国輸出越境EC発展報告」によると、外国人がよく購入する品目は3C製品(コンピューター、通信機器、家電)、衣類・服飾品、アウトドア用品、健康・美容関連製品、ジュエリー・アクセサリー、ホーム・ガーデニング製品、靴・帽子・カバン類、ベビー・マタニティ用品と玩具、自動車部品、照明器具、セキュリティ対策製品などだ。3C製品が4割近くを占め、一番の人気商品となっている。
日本、韓国、欧州、米国にいる人々も中国製品を盛んに購入する。たとえば世界的によく売れているラー油系調味料「老干■(女へんに馬)は、ラベルの女性がまるで「マリア様」のようにあがめられ、今では貴重な「贅沢品」だ。米国では1瓶70ドル(約7300円)もするがすぐに売り切れるという。中国ではありふれたスパイシーなスナック菓子の辣条、痔の薬の馬応竜薬膏、虫除け・かゆみ止めの六神花露水などが、中国に来たことがある外国人にも来たことがない外国人にも、東洋の大国の神秘的な魅力を感じさせる商品になっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年10月29日
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