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マスクよりも不足するものとは?
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· 2020-03-09 · ソース:人民網 |
タグ: マスク;生産能力;経済 | 印刷 |
不織布の生産能力を早急に拡大できるか?
多くの人が戸惑いを感じるのは、自動車メーカーやアパレルメーカーなどが相次いでマスク生産に転換し、元からのマスクメーカーも全力で生産に当たりながら、不織布で同じような増産態勢が取れないのはなぜかということだ。
業界関係者は、「これまでは全国の不織布ニーズは高くなかったので、限られた生産ラインを維持すれば生産を続けられた。不織布は生産周期がとても長く、今すぐに生産ラインを立ち上げても、出荷できるのは8ヶ月後になる」と話した。
山東道恩高分子材料股フン有限公司(フンはにんべんに分)の于暁寧会長は、「不織布の生産ラインは投入するものが多く、設備の生産から設置までの周期が長い上、重要部品を提供できるメーカーが少ない。投入が多く、周期が長いため、設備を整えて稼働した時にはもうニーズはなくなっているのではとためらう企業は多く、投資への積極性は高くない。マスクの生産ラインなら、設備さえあれば半月か20日で出荷できる」と説明した。
しかし悲観しすぎることはない。業界関係者によれば、「春節(旧正月、今年は1月25日)連休後、不織布市場の資源が不足するにつれ、国内の一部の企業が次々に急いで不織布生産工程の重要設備を注文し、推計では溶接機にはすでに100台以上の注文があって製造が進められており、新たに増加する生産能力は1日あたり200トンを超える」という。
また同関係者は、「3月以降、不織布の市場における供給不足は徐々に解消されていくだろう。上半期に中国の生産能力は増加を続け、予想では既存の生産能力と転換した生産能力を合わせて1日あたり300トンに迫り、1日3億枚分のマスクを生産するための原材料のニーズを満たせるようになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月9日
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