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中国の経済成長は失速したのか? 4つの疑問に向き合い中国経済を見通す(1)
  ·   2019-11-19  ·  ソース:人民網
タグ: 市場;消費;経済
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第3に、経済発展をみると、目下の情勢を見る必要もあり、中長期的に支えとなるものを見る必要もある。3つのポイントがある。1つ目は、世界で最も成長性を備えた消費市場が今、中国で形成されていることだ。現在、中国の中所得層は4億人を超え、農村の貧困人口は年々減少し、都市化率が1ポイント上がると、1400万人近い人口が農村から都市に流入し、個人の収入は緩やかに増加し、消費を力強く支えることになる。18年には、社会消費財小売総額が38兆元(1元は約15.5円)に達し、輸出入総額が初めて30兆元を超え、中国は世界一大きな小売市場へと歩みを進めている。同時に、中国は多層的な消費市場を形成しつつあり、ミドルエンドとハイエンドのニーズ、消費高度化のニーズが増大を続け、高い品質の製品・サービス供給に対する強大な推進力が生み出された。先進国に比べ、中国人の耐久消費財の平均水準と公共サービスの平均水準は向上できる潜在力が非常に高い。たとえば現在の100世帯あたりの自動車保有台数は35台に満たず、米国の約220台の水準とはかなり大きな開きがある。2つ目は、中国のモデル転換・バージョンアップの流れが引き続き発展していることだ。サービス業のサポート力も増強を続ける。第1-3四半期には、中国サービス業生産額の成長率は7%、個人向けサービス消費の成長率は10%以上、すべての個人の最終消費支出に占めるサービス消費の割合は50.6%で、これらはすべてサービス業の急速な伸びを牽引する役割を果たし、GDPに占める第三次産業の割合をさらに引き上げ、サービス業の「安定化装置」の地位を絶えず突き固めた。製造業をみると、ハイテク分野への投資、弱点分野への投資が引き続き急速な伸びを維持し、第1-3四半期にはハイテク産業への投資も社会分野への投資も成長率が13%を超えた。3つ目は、中国の発展の原動力が日に日に増強していることだ。中国には9億人に迫る労働人口がおり、国民の貯蓄率は高く、複雑で厳しい情勢に対応する中で、多くの企業は多様な市場を積極的に開拓し、技術の研究開発の難関攻略を強化し、潜在力の発掘に努力し、コストを引き下げ効率を引き上げ、中国の発展のマクロ的基礎をさらに突き固めた。新中国成立70周年をはじめとする諸々の活動が人々の心を鼓舞し、士気を大いに高め、高い品質の発展推進に対する中国国民の信頼感を増強した。

もちろん否定できないこととして、現在の中国経済は下ぶれ圧力が拡大を続け、実体経済の困難が突出して現れ、国内需要は低迷し、一連の食品は需給関係の変化によって価格が上昇し、一部の地方は発展の原動力が不足しているということがある。しかし中国共産党の指導の下、中国国民には経済の安定した健全かつ持続可能な発展を実現するだけの条件が備わり、能力があり、信頼感ももっている。中国の発展は今なお重要な戦略的チャンスの時期にあり、極めて大きな自信を備え、経済発展の強靱性は高く、原動力は十分にあり、潜在力は大きく、長期的好転という基本的側面は変わっておらず、これからも変わることがない。経済成長率が低下したとしても、つまづいて行方を見失うようなことはあり得ない。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年11月19日 

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