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中国は日本の介護産業から何を学ぶことができるか
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· 2019-09-18 · ソース:人民網 |
タグ: 高齢化;介護;経済 | 印刷 |
クラブツーリズムは高齢者向けのテーマ旅行を打ち出し、フィットネス、介護、資産運用などの付加価値業務を通じて顧客のロイヤリティを高める手法をとる。
日本企業の介護サービスの質は非常に評価が高い。厳格な教育研修プログラムが介護人材の高度な専門性とプロフェッショナルとしての確かな素養を保証する。
第3に、政策のチャンスをとらえるのが上手だ。
地域の状況に基づいて方法を考え、次第に国の状況に適した介護ビジネスモデルを打ち出していくのが、日本の介護産業が成功したカギとなる要因の一つだ。日本介護産業の発展は政策による力強い後押しと切り離せない。特に00年の「介護保険法」施行が、日本の介護産業の発展を極めて大きく促した。ニチイやベネッセ、ワタミなどの企業はどこもこの政策によるチャンスに乗って介護産業に進出し、今日の規模を築いた。
中国の介護保険産業は今はまだ十分に整備されておらず、これから多くの政策チャンスを迎えるとみられる。一部の地方は長期介護保険を打ち出し、介護技術育成産業の発展のために政策による保障を提供する。企業は各地の介護関連政策を掘り下げて研究し、内容と実施状況を全面的に理解し、政策の好機をしっかりつかんで、規模の拡大発展を実現する必要がある。
また高齢者の資産運用産業が中国で新たな注目点になる見込みだ。現在、中国の高齢者向け資産運用市場はまだ混乱状態にあり、高齢者のニーズを踏まえて開発された質の高い資産運用商品が非常に少ない。関連企業は日本生命保険などの資産運用機関の成熟した経験に学べば、高齢者に適切な資産運用商品を提供し、低リスクで長期的に安定した収益を保証できるようになるだろう。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年9月18日
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