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ペット経済盛んに 「ネコノミクス」が「イヌノミクス」を猛追中
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· 2018-09-27 · ソース: |
タグ: ペット;消費;経済 | 印刷 |
▽ペットサービスがますます細分化 平陽にはペット産業村も
ペット消費という巨大なパイをめぐって実に様々な商品が生まれており、その多様さは「ベビー用品」にも負けないほどだ。浙江省杭州市の文暉路にはペットグッズショップが数店ある。店の中をのぞくとどこも元気いっぱいの内装が目を引き、客は若い人ばかり。商品はペットの衣食住・移動を網羅し、たくさんあって目移りするほどで、これはもう「ペットのスーパー」だ。だが値段は決して安くなく、ドッグウェアは1セット平均100元前後する。ドッグフードは年齢に応じて分けられ、種類は普通のエサ、機能食、療法食(処方食)に大きく分けられ、産地も中国産と輸入品に分けられている。
店内にはグッズコーナー以外にも、シャンプーやトリミングのお手入れコーナー、預かりコーナー、ペット販売コーナーがある。ペット預かりサービスはペットのサイズごとに料金が異なり、標準ルームとデラックスルームの区別もあり、一日あたり78〜168元になる。お手入れサービスにはシャンプーとトリミングがあり、ペットの体重や毛の長さによって料金が異なる。犬は160〜460元、猫は258〜400元だ。店ごとに個性的なサービスをそろえており、細かい部分の美容カットなどというサービスもある。
ペットショップの店員は、「ワンちゃんは大体1週間に1回シャンプーとトリミングをして、ネコちゃんなら大体1ヶ月くらいはシャンプーしなくて大丈夫だし、トリミングもそれほど必要ない。犬は猫よりも依存心が強くて、飼い主が数日間留守にする時は預ける必要があるが、猫なら一人で遊んでいるので大丈夫。犬を飼うとこういう点で猫よりもだいぶ費用がかかる」と話す。
同白書によると、ペットグッズ消費のうち、犬グッズの一人あたり年平均消費額は1826.7元、猫グッズは1721.2元に上るという。
同省温州市平陽県のペット産業村は、同省唯一のペット産業をテーマとした特色ある小村で、今では犬用ガムシリーズやペット用肉類製品シリーズのほか、おもちゃ、ウェア、リード、ハウスなど数十シリーズの1千種類以上の商品を取り扱う。この村は、ペットが生まれてから老いたり病気になったりして死ぬまで、衣食住・移動から学習訓練、レジャー娯楽まで、ペットの暮らしの中のすべて場面をカバーする成熟したペット産業チェーンの構築を目標に掲げる。同村弁公室が提供した資料によれば、17年の同県のペットグッズ輸出額は11億8千万元で、このうちガムの輸出額は全国の同類産業の輸出総額の60%以上を占め、商品は世界40数ヶ国・地域で販売されているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月27日
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