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世界で2軒目の無印良品ホテルが北京にオープン
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· 2018-07-05 · ソース: |
タグ: ホテル;無印良品;経済 | 印刷 |
無印良品のホテル「MUJIホテル」は深セン市の1軒目に続き、6月30日に北京坊商業街区で2軒目がオープンした。宿泊予約サービスも公式サイトでスタートした。金羊網が伝えた。
新ホテルは日本・東京のUDS株式会社、同社の全額出資子会社の誉都思建築諮詢(北京)有限公司、株式会社良品計画などが共同で企画したもので、UDSと誉都思が内装設計を担当し、誉都思の前門酒店分公司が経営・運営を担当する。コンセプトは「アンチゴージャス、アンチチープ」。建物の壁面には竹材が使用され、周辺の再開発地域のレンガも取り入れられている。
建物は5階建てで、地下1階には無印良品のショップ、1階にはカフェ、レセプション、購入可能なブックラウンジがある。2~3階は客室、4階にはルーフトップテラスを備えたレストランがあり、バータイムもある。カフェは絞りたてのフルーツジュースや野菜ジュース、コーヒー、洋食の軽食が中心で、価格は100元(1元は約16.7円)以内のものが多い。
MUJIホテル飲食部門の責任者・濱岸健一さんは、「カフェ・レストランのメニューは固定的なものではなく、これから消費者の好みに合わせてバージョンアップと改善を続けていく」と話す。また新ホテルには無印良品の商品を24時間購入できる自動販売機が世界で初めて設置されたほか、宿泊者限定の無料の自転車貸出サービスがある。
客室は6タイプ42室あり、料金は550~3千元。無印らしい簡素で天然の風合いを生かした空間に仕上げられ、無駄な装飾は省かれている。
客室からは「胡同」の風情が感じられ、ルーフトップテラスからは天安門や故宮といった北京の文化的ランドマークを眺めることができる。北京坊は大柵欄の歴史文化保護区の北東にあり、天安門からは約800メートルの距離だ。明代から清代にかけての住宅と民国時代の建物が混じり合った独自の風格をもつエリアで、歴史的遺構が数多く残る胡同の横町が真ん中を走る。今では中国と西洋が共存し融合した文化クリエイティブビジネスが集まり、北京の新しい文化的ランドマークになっている。
新ホテルには世界初の自販機や無料自転車貸出サービスのほか、洗濯・乾燥・アイロンがけができるユーティリティルームもある。地下1階のショップもホテルと同時にオープンし、ここで客室の備品の一部を買うことができる。
MUJIホテルは北京に続き、東京・銀座でも3軒目の計画が進んでおり、2019年の開業を予定しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月4日
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