最新の研究報告書によると、中国の豪邸市場をリードしているのは依然として、北京・上海・広州・深センの一線都市であり、最新の「中国の超豪邸トップ10」ランキングのうち、北京と上海がそれぞれ3席を占めた。中国新聞網が伝えた。
中国の管理コンサルティング会社・世界企業家集団、不動産関連研究機構・世界地産研究院(World Real Estate Academy)、経営管理専門誌「総裁雑誌」は22日、共同で2016年版「中国の超豪邸トップ10」、「世界の超豪邸トップ10」を発表した。
中国市場の調査対象となったのは、香港・マカオ・台湾を除く中国大陸部のすべての高級一戸建て・マンションで、取引価格をコア指数とし、立地、自然資源、建築デザイン、文化的価値、建築材料、セキュリティ・プライバシーなどの指標を加味して加重分析を行った後、上位10位の超豪邸を選出した。上位3位は上から順に、北京の「泰禾•中国院子」、上海の「壹公館」、深センの「東海国際公寓」。北京と上海からそれぞれ3軒がランクインしたほか、深セン、蘇州、重慶、南寧からそれぞれ1軒がランクインした。
同時に発表された「世界の超豪邸トップ10」では、フランスの「ヴィラ・レオポルダ」(7億3600万ドル)、中国香港の「何東花園(ホートン・ガーデン)」(6億5700万ドル)、英国ロンドンの「ラトランド・ゲート・マンション」(4億600万ドル)がトップ3にランクインした。同ランキングで最も多かったのが英国の豪邸で3軒、フランス、米国、モロッコは2軒がランクインし、香港からは1軒がランクインした。「世界の超豪邸トップ10」の総価格は36億9200万ドル、平均価格は3億6920万ドルで、前回の調査結果よりも403億ドル増加した。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月23日