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ASEANの青少年に「宇宙の夢」を抱かせる「天宮対話」
  ·   2022-11-04  ·  ソース:人民網
タグ: ASEAN;宇宙;文化
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1日、「天宮対話」に参加するマレーシア・クアラルンプールにあるSJC(C) CHUNG KWOKの生徒。

ASEAN諸国の数百人の青少年が1日、有人宇宙船「神舟14号」の乗組員とオンラインで「天宮対話」を行った。この天宮対話は世界知識出版社と中国・ASEANセンターが共催したもので、北京にメイン会場を、フィリピン、マレーシア、タイなどのASEAN諸国にサブ会場を設置して行われた。新華網が伝えた。

参加者からのさまざまな質問に対して、乗組員の陳冬飛行士、劉洋飛行士、蔡旭哲飛行士は一つ一つ丁寧に答えるとともに、宇宙ステーションでの作業・生活状況を紹介した。中国の宇宙ステーションには給水器と温風循環加熱装置があり、お湯を飲み、新鮮で熱々の食べ物を食べることができる。宇宙では90分毎に日出と日没を見ることができるが、宇宙飛行士は毎晩7時間睡眠する。

1日、フィリイピン・マニラ首都圏のタギッグ市で「天宮対話」に参加する現地の中学生。

フィリピンのサブ会場ではマカティ高校のジャネル・ディマユガさん(3年生)が、宇宙飛行士は宇宙でどのように時間を知るのか、宇宙環境で体にどのような影響が出るかについて質問した。

1日、フィリイピン・マニラ首都圏のタギッグ市で「天宮対話」の会場を撮影する女性。

蔡飛行士は、「宇宙にはスマートディスプレイユニットがある上、携帯電話やパソコンなどの設備も時間を表示してくれる。宇宙飛行士の日常生活は北京時間に基づき計画・管理される。微小重力環境では時間の経過と共に人体の心血管の不調、骨量減少、筋萎縮などが生じる。無重力の悪影響を和らげるため、宇宙飛行士は運動や薬品などの方法により防護を行う。そのため宇宙飛行士は地上からペンギンスーツや自転車エルゴメータ、チェストエキスパンダーなど多くの設備を持ってきた」と答えた。

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