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リーナ・ベルやビン・ドゥンドゥンが人々の心を鷲掴みにしているワケは?
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· 2022-03-21 · ソース:人民網 |
タグ: アニメ;マスコット;文化 | 印刷 |
アニメの関連グッズと違い、ビン・ドゥンドゥンやリーナ・ベルは、ベースとなる物語などがない状態で登場した。その点、周周さんは、「逆にそれが幅広い人気となっている原因だと思う。キャラクターの特徴を、ファンとキャラクターアクターが一緒に作っていくことができるから。キャラクターに物語の設定がないと、みんなが『参加している感』を覚えることができ、それが強くなればなるほど、人々のキャラクターに対する思いが強くなっていく」と話す。
以前、ある女性がリーナ・ベルに「ケーキをプレゼントする」ジェスチャーをして、実物のケーキのかわりに「エアケーキ」をプレゼントした。リーナ・ベルが出番を終えて「退勤」する時、その送り主の女性はすでにその場におらず、プレゼントされた「ケーキ」も実在するわけではなかったが、ちゃんとそれを「持ち帰る」パフォーマンスをして見せてくれた。そんなエピソードを話す周周さんは、「こうしたキャラクターアクターの行為がなければ、ファンと心を通わせてくれる親しみやすいリーナ・ベルというイメージもできない」と説明する。
周周さんは、かわいいキャラクターのイメージは、キャラクターアクターが努力して作り上げていることを十分理解しているものの、キャラクターアクターが声を出したり、更には顔を曝け出してしまうようなことは絶対に受け入れ難いとしている。
キャラクターアクターとキャラクターの関係に関する議論について、陳氏は、「キャラクターというのは、私たちの心の中では抽象的なもの。何かについてはっきり知ってしまうと、もともとのイメージが崩れてしまうものだ。キャラクターアクターが喋ってしまうと、人々の抽象的なものに対する理想や認識が崩れてしまう。そのキャラクターのイメージが自分の思っていたのと異なっていると、精神的なショックを受けてしまうという人もいる」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年3月18日
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