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チワン族の織物「壮錦」の伝統を守る 李冬蓮さん
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· 2021-05-10 · ソース:人民網 |
タグ: 伝統;民族;文化 | 印刷 |
■ 失われた模様を復活
壮錦には、蟒龍紋や万寿紋など、さまざまな模様がある。李さんにどの模様が一番好きか聞いてみると、「福田錦」という答えが返ってきた。「壮錦の伝統的な模様ですが、失われていました。それを私が復活させたんです」と李さんは言う。
実際に福田錦を見せてもらった。菱形やコウモリ、八角、田んぼ、鳥の頭部、種などのモチーフを連続させたパターンで、豊かな生活を象徴している。この模様が織り込まれた反物には、1000元余りから3000元という値段がついていた。
李さんが復活させた福田錦(撮影・勝又あや子)
「この技術を自分の世代で終わらせてしまいたくありません。次の世代へと伝えたい」と言う李さん。「機械でも代わりはできるし、私たちが織ったものよりもきれいかもしれないけれど、私たちには私たちの特徴がある」と胸を張る。そして、「壮錦づくりは取り組む価値のある仕事。とても誇りに思っています」と自信に満ちた口調で語った。(文・勝又あや子)
「人民網日本語版」2021年5月8日
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