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「嫦娥5号」任務、5つの「中国初」を達成
  ·   2020-12-18  ·  ソース:人民網
タグ: 月探査機;嫦娥5号;文化
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◆惑星探査、火星の他に木星も探査へ

呉氏によると、中国の惑星探査計画の最初の任務はすでに実施中だ。それは初の火星探査任務「天問1号」で、今年7月23日に文昌で打ち上げに成功した。探査機のコンディションは現在非常に良好で、すでに累計約3億7000万キロメートル飛行し、地球から1億キロメートル以上離れている。計画によると、天問1号は来年2月中旬に火星に到着し、火星周回探査を開始する。5月中旬には火星に着陸し、巡回探査を行う予定だ。

他にも3回の惑星探査任務を計画している。これには小惑星探査と試料採取、火星のサンプルリターン、木星系周回探査と惑星間通過探査任務が含まれる。呉氏によると、任務計画は現在ほぼ明確になっており、国の審査・承認を待っている。

呉氏は未来の宇宙探査について、「個人的には、主に探査、建設、活用の3つと理解している。探査とは月とその他の星の環境の探査で、これには宇宙環境、地質環境及び人類が注目する各種放射線などが含まれる。これは探査の最も主要な目的だ」と述べ、次のように説明した。

「建設は、一定のインフラ能力を形成する。嫦娥4号任務における中継通信衛星「鵲橋」のように、月・地球間の測量・制御・通信能力を持続的に提供できる。インフラ能力には他にも長期給水・給電の能力などが含まれる」

「活用の目的は、主に地球外資源を人類の利用と開発に役立てられるか否かと関わる。世界各国はこの目的をめぐり宇宙探査活動を展開しているはずだ」(編集YF)

「人民網日本語版」2020年12月18日

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