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国産化率95%超、年産500トンのメルトブロー不織布生産ラインが稼働開始
  ·   2020-03-31  ·  ソース:人民網
タグ: マスク;国産;文化
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年産500トンのメルトブロー不織布生産ラインが29日、中国石化(シノペック)儀征化繊有限責任公司で稼働開始した。これは燕山石化に続き中国で建設された新たな大規模メルトブロー不織布生産拠点だ。プロジェクトの国産化率は95%以上で、建設任務は計画より18日前倒しで完了した。科技日報が伝えた。

説明によると、メルトブロー不織布はマスクの「心臓」で、医療用マスクの中間のろ過層に用いられ、高いろ過性、遮断性、保温性、吸着性を持つ。感染症の発生後、メルトブロー不織布の価格安定及びマスク製品の供給を保障するため、国内最大の医療衛生原材料サプライヤーである中国石化は2回の拡張工事を行い、急速なペースで16本のメルトブロー不織布生産ラインを建設した。うち燕山石化は4本、儀征化繊は12本。

言及すべきは、この儀征化繊のメルトブロー不織布プロジェクト(設備は全22種)は、中国石化と国機恒天によって共同建設された。緊急調達した1台の輸入ファンを除き、中核設備のメルトノズル、ボルト、関連部品のすべてが国内で緊急製造された。国産化率は95%以上。

儀征化繊の2本目のメルトブロー不織布生産ラインは現在全体的な調整に入っており、4月初めの稼働を予定している。1期・8本の生産ラインは4月末に全面的に完成し、稼働開始する見通しだ。2期・4本は5月末の完成・稼働開始を予定している。12本の全面的な稼働により、毎日12トンのN95メルトブロー不織布、または18トンの医療用平面マスクの原材料を生産できる。使い捨て医療用マスクを毎日1800万枚生産できる。

燕山石化メルトブロー不織布プロジェクトの1期・2本の生産ラインは3月6日、前倒しで稼働開始した。生産能力は毎日6トンで、現在の生産負荷率は116%にものぼる。3月28日まで121.6トンのメルトブロー不織布が生産・販売されており、マスク1億2000万枚の増産を後押しした。2基・2本の生産ラインは4月の完成・稼働開始を予定しており、すでに設備取付段階に入っている。4本の全面的な稼働により、毎日8トンのN95メルトブロー不織布、または12トンの医療用平面マスクの原材料を生産できる。

中国石化の16本の生産ラインが5月に全面的に稼働した後、年産が1万トン以上を超える見通しだ。使い捨て医療用マスクを100億枚以上加工でき、世界の感染対策で重要な保障的役割を果たしていく。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年3月30日

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