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「神舟」の初代チーフデザイナー戚発軔氏、「ホール・オブ・フェイム賞」受賞
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· 2019-10-31 · ソース:人民網 |
タグ: 宇宙;科技;文化 | 印刷 |
中国航天科技集団が明らかにしたところによると、戚発軔院士(86)が国際宇宙会議(IAC)2019で、本年度の国際宇宙航行連盟(IAF)の「ホール・オブ・フェイム賞」を受賞した。同賞は宇宙科学技術の発展に際立つ貢献を成し遂げた科学者を表彰するものだ。
戚氏は中国の有人宇宙船「神舟」の初代チーフデザイナー、中国初の人工衛星「東方紅1号」の主要技術責任者の一人だ。また国際宇宙航行アカデミー(IAA)会員、中国工程院院士でもある。中国の有名な宇宙技術専門家、衛星技術代表者である戚氏は長年にわたり、中国の宇宙技術発展に重要な貢献を成し遂げており、また国際宇宙業界と中国の宇宙分野における協力の基礎を固めた。
中国宇宙技術研究院の専門家による同賞の受賞は、「両弾一星」功労賞の受賞者である王希季院士に続き今回で2回目。
ところが、中国中央テレビのニュースによると、中国の代表団は21日に開幕した本年度のIACに集団欠席した。米国側が時間通りにビザを発給しなかったことが原因だ。中国外交部(外務省)の華春瑩報道官が23日の定例記者会見で同情報を確認した。
華氏は「IACは国際宇宙飛行連盟(IAF)、国際宇宙航行アカデミー(IAA)、国際宇宙法学会が共同開催する宇宙分野の会議であり、毎年少なくとも数千人の各国政府高官、実業家、科学技術者が出席しており、宇宙界の「オリンピック」と称される。中国は一貫して多国間宇宙協力の支持者であり、IACの重要な参加国でもあり、毎年代表団を会議に派遣している」と述べた。
華氏はさらに、「中国側は今年7月、会議開催の3カ月前に米側にIACへの初期段階の参加者リストを提出した。中国国家航天局の代表団は10月12日に在中国米国大使館へビザ面接に行ったが、会議開始当日になっても中国側団長はビザを取得できず、中国側代表団は時間通りに開幕式や局長フォーラムといった重要行事に参加できなくなった」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年10月31日
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