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カンフーもパンダもあるのに「カンフー・パンダ」がない中国が進むべき道
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· 2018-03-19 |
タグ: 中国文化;海外進出;文化 | 印刷 |
中国中央テレビ製作のドキュメンタリー「スーパープロジェクト」はすでに世界の170ヶ国や地域で人気を集めている。王氏は、「なぜ同作品にこれほど多くの国内外の視聴者が関心を寄せているのか?それは同作品がドキュメンタリーというスタイルで『スーパープロジェクト』の背後にある中国人の物語を語り、世界に中国の現代化の歩みを見せているからだ」とした。
現在、中国はすでにドキュメンタリー生産大国となっているが、まだ強国のレベルには達していない。昨年、各レベルのテレビ局はドキュメンタリーを約6万時間放送し、約2万時間分のドキュメンタリーを製作し、50億元(1元は約16.7円)以上を投資したが、優れた作品は極めて少なかった。王氏は、「特に自然や科学に関するドキュメンタリーの製作が中国の不得意とするところ。中国には現在、『ブルー・プラネット』や『プラネットアース』のようなドキュメンタリーを製作する能力はまだない」と指摘した。
王氏は、「ほとんどのドキュメンタリーは長い製作時間を必要とする。こうしたプレッシャーは市場からのサポートだけでは難しく、国家と社会による有効なメカニズムの構築と援助基金を設立していく必要がある。そしてドキュメンタリーの製作はこうした国の援助だけでなく、社会やより多くのドキュメンタリー制作者の積極的な参加も必要としている」と示した。
そして王氏は、「ここ数年、ドキュメンタリーの視聴者に喜ばしい変化が生じている。それは若い視聴者がますます多くなっていることだ。若者に人気の動画サイトでドキュメンタリーのアクセス率が上昇している。中国のドキュメンタリーは力強いパワーやノンフィクションの内容を映像として記録するスタイル、優れた製作、素朴な物語などの影響をうけて、ますます多くの国内外の視聴者を惹きつけている」とした。(編集HQ)
「人民網日本語版」2018年3月19日
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