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第24回北京国際図書博覧会が北京で開催
成瀬明絵  ·   2017-08-25
タグ: 北京;図書博覧会;文化
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会場の中国国際展覧センター 

第24回北京国際図書博覧会(BIBF)が中国国際展覧センターで、8月23~27日の5日間にわたって開催されている。本博覧会は中国国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局、中国科学技術部(省)、中国出版協会、中国作家協会、北京市人民政府などが主催し、中国図書進出口(集団)総公司が運営を担当している。本年度はイランを主賓国に迎え、9万2700平米の会場に計89の国と地域から2400社が出展。国内からは中国国際出版集団などの企業が参加し、日本からも講談社などの出版社が20以上のブースを構え、版権売買の商談、作家によるトークショー、写真・商品の展示などが行われている。

日本企業の共同展示ブース 

本博覧会の日本企業のスペースは海外の展示ブロックの中でも一番広く、様々なジャンルの書籍が所狭しと並んでいた。現場は版権購入を考える中国人参加者でごった返しており、日本企業の多くは1日10件以上の商談を予定しているという。 

医学書院の展示ブースにて、展示品を手にする天野常務取締役 

出展企業の内の一つである医学書院の天野常務取締役は、記者の質問に次のように語った。「本博覧会に参加した主な目的は、中国の出版社と交流することです。日本の医学書は欧米の医学書に比べ、イラストや写真を多用しているために読みやすいのがアピールポイント。また中国人は日本人と同じ黄色人種なので、皮膚科関連の書籍もニーズがあります」。

展示品を読む機械工業出版社社員の王博さん 

機械工業出版社社員の王博さんは、「新科学技術に関する書籍を探すために本博覧会に参加しました。日本の書籍で思い浮かぶのは漫画かもしれませんが、弊社は新科学技術に関する書籍などに注目しています。日本の書籍は内容がしっかりしていて読みやすく、読者からも好評です」と語った。 

本博覧会のブースに並んだ書籍が、中国各地の書店に並ぶ日も近いかもしれない。 (文・写真:本誌記者成瀬明絵) 

「北京週報日本語版」2017年8月25日

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