円明園が破壊されてから、18日で156周年を迎えた。今年から毎年10月18日は円明園遺跡公園が無料開放されることになった。今年18日は初の無料開放日。破壊された長春円宮門が再建され、初めて一般に公開された。来場者数が大幅に増加し、3万人以上に達したと見られる。北京日報が伝えた。

かつての「万園の園」は破壊されたが、観光客は展示によりその当時の姿を知ることができる。円明園座石臨流風景区の同楽園展示ホールでは、「円明園四十景図詠」の模造品が初公開された。担当者によると、今回の展示品はフランス国立図書館が所蔵する「円明園四十景図詠」を元に、現代的な復元ハイテク技術により作られた。オリジナルとほぼ合致し、鑑賞と研究の点で高い価値を持つ。

今回、円明園と共に破壊された長春円宮門が再建され、観光客に初公開された。円明園三園の一つである長春園の観光スポットには、皇帝が政務に励んだ澹懐堂、乾隆帝が隠居生活を送った念経堂、南京の徐達瞻園にならった如園、蘇州の園林にならった獅子林、有名な西洋楼「大水法」がある。長春園宮門の一般開放で、観光客はこの「古くて若い」皇家の宮門を近くから鑑賞できるようになった。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年10月19日