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北京週報>>政治  
習書記が朱立倫主席と会談、両岸関係の平和的発展について5つの主張

 習近平中共中央総書記は4日午前、朱立倫主席率いる中国国民党大陸訪問団と北京で会談した。

 習総書記は朱主席らの大陸訪問を歓迎。「両岸関係の平和的発展の成果は容易に得られたものではなく、その経験はとても貴重だ。かいつまんで言うと、両岸関係の平和的発展の道を堅持し、『92年コンセンサス』と『台湾独立』反対という政治的な基礎を堅持し、両岸の協議・交渉の実施、各分野の交流・協力の推進を堅持し、両岸民衆の幸福を図り続ける必要があるということだ」と強調。

 「新たな情勢を前に、国共両党と両岸双方は決意を固め、相互信頼を強化し、両岸関係の平和的発展のプロセスを維持し、手を携えて両岸運命共同体を構築する必要がある」と述べ、次の5つを主張した。

 (1)「92年コンセンサス」と「台湾独立」反対の堅持は両岸関係の平和的発展の政治的な基礎であり、大陸と台湾が共に1つの中国に属することを認めることがその核心だ。われわれは常に「92年コンセンサス」の堅持を台湾の当局および各政党との交流実施の基礎としている。国共両党は両岸関係に対する正しい認識を堅持し、両岸関係の政治的な基礎を損なうあらゆる言動に旗幟鮮明に反対すべきであり、苦労して手に入れたばかりの台湾海峡の平和と両岸関係の平和的発展の成果を失っては断じてならない。

 (2)両岸の利益融合を深化し、両岸の相互利益・ウィンウィンを共に創り、両岸同胞の幸福を増進することは、両岸関係の平和的発展推進の趣旨だ。地域経済協力への台湾の参加問題において、両岸は研究を強化し、実務的に検討し、「1つの中国」の原則に背かない状況で適切な取り決めを行うことができる。台湾がアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加意思を表明したことを、われわれは歓迎する。

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