中国共産党中央委員会総書記、中国国家主席、中国共産党中央軍事委員会主席の習近平氏は12日、第12期全国人民代表大会第3回会議解放軍代表団全体会議に出席した際に、中国共産党第18期全国代表大会、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)、中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)の精神を貫徹し、鄧小平理論、「3つの代表」の重要な思想、科学的発展観の指導を堅持し、小康社会の全面的な建設、改革の全面的な深化、全面的な法に基づく国家統治、全面的な厳格な党内統制の戦略計画に基づき、国防・軍隊建設の推進を加速し、軍事委員会の各方針・計画を実行に移し、軍民融合の発展戦略の実施を深め、強軍・興軍の新局面を切り開くよう努力すると強調した。
会議に出席した8名の代表は、国防科技の軍民融合の深い発展を促し、国防動員・軍民融合の発展の深化、軍地一体化国家生物安全防御システムの建設の強化、実戦化訓練の掘り下げなどの問題を巡り、意欲的に発言した。
習主席は代表の発言に真剣に耳を傾け、重要な談話を発表した。習主席は、「過去1年において、全軍は政治活動の強化と改善、実戦化軍事訓練の展開に力を入れ、クリーンな党風と政治の建設および汚職撲滅の戦いを力強く進め、軍隊改革活動を計画し推進してきた。一連の重大任務を成功裏に終え、強軍の目標の貫徹で新たな重大な進展を実現した」と指摘した。
習主席は全軍に対して、党中央委員会、中央軍事委員会の方針・計画を真剣に貫徹し、国防・軍隊建設の推進を加速し、軍民融合の発展戦略の実施について重点的に要求を出すよう求めた。習主席は、「軍民融合の発展の国家戦略への格上げは、我々が長期的に経済建設と国防建設の調和的な発展の法則を模索してきた重大な成果、国家安全と発展戦略の全局面に根ざす重大な方針だ。問題を巡り考えと措置を出し、強い責任感により問題解決を推進する。経済建設と国防建設の関係を正確に把握・処理し、両者の調和的な発展、バランスのとれた発展、互換性のある発展を促す」と発言した。
習主席は、「今後の軍民融合の発展において、全要素・多分野・高効率の軍民融合の深い発展の構造の形成を加速し、融合の形式を豊かにし、融合の範囲を切り拓き、融合のレベルを高めなければならない」と述べた。
習主席は、「軍政・軍民団結はわが軍に特有の政治的優位だ。軍隊は主旨の意識と群衆の観念を強化し、地方の経済・社会の建設に積極的に参与し、これを支援し、実際の行動により国民に福利をもたらさなければならない。各級の党委員会・政府は、国防・軍隊建設への関心と支持を自分のこととし、軍隊建設や多くの軍官・兵士の困難解消に意欲的に取り組まなければならない。全党・全軍・全国各民族は軍が民を愛し、民が軍を持つという誉れ高き伝統を力強く発揚し、盤石の如き軍政・軍民関係を発展させ、中国の夢、強軍の夢の実現に向け大きな力を集めなければならない」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月13日
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