(8)「露天博物館」
「澳門歴史地区」が世界遺産とされてから、この都市の13%の面積が保護対象エリアとなった。これを受け、澳門市民と特区政府は保護のための制限を順守し、古い澳門の歴史的風貌をそのまま守ってきた。特区政府は数年前、「露天博物館」(青空博物館)計画を打ち出し、歴史建築の保護によって澳門の町の隅々にまで文化や学問の要素を行き渡らせるとともに、遺産を活性化し、澳門全体を一つの大きな博物館に変え、市民や観光客の文化的ニーズを最大限満足させるとの方針を掲げた。2013年、澳門の公営博物館14館の見学者数は前年比15%の増加を記録した。
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