(5)適度な多元化
国の「十一五(第11次5カ年計画、2006−2010)」と「十二五(第12次5カ年計画、2011-2015))」は、澳門の経済の適度な多元化を促進することを明確に打ち出している。澳門にとって、カジノ業の比率の高さや資源の制約、受け入れ能力の限界などに対応し、長期的な繁栄と安定を保つための必然的な措置と言える。澳門特区政府はここ数年、カジノ以外の観光・展示会・文化クリエイティブ・中国医薬などの新興産業の発展に力を入れ、経済発展を支える新たな成長分野を育て、適度な多元化発展という道を断固として進んできた。
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