(14)非カジノ要素
「非カジノ要素」とは、カジノ経営企業が、展示会やステージ、飲食、ショッピング、遊覧などカジノ以外で展開する健全経営を指す。澳門の「非カジノ要素」は十数年で一定規模を備え、カジノ企業の経営する観光タワー、「ザ・ベネチアン・マカオ」のショッピングセンター「グランド・カナル・ショップス」、「シティ・オブ・ドリームズ」の水のエンターテイメント「ダンシング・ウォーター」、「永利」の音楽噴水など、マカオ観光客の必須スポットとなりつつある。崔世安行政長官は第4代行政長官の候補者として、「非カジノの観光要素の増加を推進し、観光全体の収益を高め、総合的な観光業の発展を着実に推進する」との方針を明らかにしている。