(13)「賭博権」の開放
2002年2月、澳門特区政府は、カジノ経営権を3企業に認可したことを宣言し、澳門のカジノ専売経営の歴史にピリオドを打った。「賭博権」の独占経営を適度に開放し、カジノ産業に新たな原動力を注ぎ込むことは、その長期的で持続可能な発展の土台となり、産業全体の質とサービス水準の向上につながる。澳門のカジノ収入は1999年から2013年までに140億澳門パタカから3619億澳門パタカへと25倍以上に跳ね上がっている。「賭博権」の開放とともに、特区政府は、機構設置や法律制度、監視の各分野についてカジノ産業への管理を強化する計画だ。
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