習近平国家主席は11日、イタリアのレンツィ首相と人民大会堂で会談した。
習主席は「中国とイタリアが包括的・戦略的パートナーシップを構築してから今年で10周年、両国の国交樹立から来年で45周年であり、両国関係は新たな出発点に立っている。双方が共に努力して、理解を深め、協力を拡大し、両国関係を新たな水準に引き上げることを希望する。双方は互いの核心的利益や重大な懸念に関わる問題で引き続き理解し合い、支持し合い、政治的相互信頼を深化し、改革理念の交流を強化し、2015年ミラノ万博を契機に省エネ、環境保護、持続可能な都市化、現代農業分野の協力を開拓し、多様な形式の文化交流活動を行い、地方・民間交流や観光協力を拡大し、重大な国際問題で意思疎通や調整を強化し、世界の平和と発展を促す必要がある。今年後半にイタリアはEU議長国に就任する。中国・EU関係の発展にイタリア側が引き続き建設的役割を発揮することを希望する」と表明した。
レンツィ首相は「新たな情勢の下、イタリアはマルコ・ポーロやマテオ・リッチよりもさらに大きな胆力と識見をもって、中国との包括的・戦略的協力パートナーシップの発展を促す」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月12日
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