習近平国家主席は7日、訪問中のロシア・ソチで現地テレビ局のインタビューを受けた。
習近平国家主席は7日、訪問中のロシア・ソチで現地テレビ局のインタビューを受け、ソチ冬季五輪、中露関係、中国の全面的な改革深化と発展の見通し等について質問に答えた。人民日報海外版が伝えた。
習主席がインタビューで語った内容は以下の通り。
現在、中国の改革の範囲と深度は過去を大幅に上回っている。改革を前進させるためにはトップダウン設計を強めなければならない。
集中的に改革を推進させるため、我々は全面的な改革深化に向けた党中央の指導グループを結成した。グループ長は私自身が務めている。指導グループの任務は、重大問題を統一的に手配し、協調を図り、さらに任務を分解し、一つ一つ着実に実行することだ。私はこれを「1分の手配、9分の実行」と呼んでいる。
中国のような、13億以上の人口を有する国家が改革を深化させるのは容易なことではない。中国の改革はすでに30年あまりが過ぎ、すでに「難度が増した領域」に入っている。つまり、簡単で、皆が喜ぶような改革はすでに完了した。おいしい肉の部分は食べ終わったのだ。残りは噛み切るのが難しい硬い骨の部分だ。我々は大胆かつ着実に歩んでいかなければならない。大胆にというのは、改革がどれだけ難しくとも前に進む勇気、硬い骨を噛む勇気、難所に取り組む勇気を持つということ。着実に歩むというのは、方向を正しく定め、安定的に前進するということ。特に破壊的な間違いは絶対に犯してはならない。
中国共産党は国民のための政治を堅持する。国民の憧れるすばらしい生活こそが、我々の戦う目標だ。私の政治理念を一言で表すならば、「人民のために尽くし、しかるべき責任を負う」ということだ。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年2月10日
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