習近平国家主席は18日、米国のクリントン元大統領と人民大会堂で会見した。

習主席は「中米関係は困難を幾度も経験したが、全体的には正しい方向に発展し、実り豊かな成果を上げてきた。両国各代の指導者の共同努力の下、中米関係はすでに摩天楼にまで発展した。双方は引き続き努力し、中米関係に微力でもできる限りの貢献をする必要がある。私とオバマ大統領は中米の新型の大国間関係の構築について重要な共通認識にいたった。これは双方が両国および両国民の根本的利益に着眼して下した戦略的決定だ。双方が新型の大国間関係の大勢と原則をしっかりと把握し、互いに尊重し、協力し、ウィンウィンを図りさえすれば、中米関係の発展にはより大きな将来性が開ける」と指摘した。

クリントン氏は「私は中国側と構築した誠実で、信頼し合う、建設的な協力関係を大切にしている。中共第18期三中全会の成功を祝い、中国の改革の全面的深化を支持する。米中両国は協力を強化し、各種のグローバルな試練に共同で対処し、両国民のために素晴らしい未来を築くべきだ」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2013年11月19日