8日、ロシア・ピョートル大帝湾の演習海域へと順次出港する中国海軍の軍艦7隻。
中露合同軍事演習「海上連合2013」は8日、実兵演習を行なった。初日は兵力展開と停泊地防御の演習を行なった。
同日午後3時から午後7時にかけて中露双方の艦艇が順次出港し、指定海域に集結した。中国艦隊の集結エリアはロシア・ウラジオストクの南東40キロ沖合。午後9時、双方の艦隊は停泊地防御隊形の停泊と兵力展開を完了。続いて停泊地防御を開始した。
中国側艦隊の指揮官を務める楊駿飛・海軍北海艦隊副司令官によると、防衛兵力を配置していない海域に停泊している時は艦艇にとって最も危険だ。艦艇は固定位置にあり、レーダーで発見不能なボートや潜水員が艦艇の最も弱い水面下の部分を襲撃して致命的な被害を与える可能性がある。今回の演習はこうした状況に対処するためのものだ。
今回の合同演習で中露双方は合同監督部、合同指揮部、海上艦隊指揮所を設置している。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月9日
8日、中露双方は互いの艦艇に連絡将校を派遣した。
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