習総書記は「この重大な責任は、党に対する責任である。わが党は誠心誠意人民に奉仕する政党だ。党の人民に対する指導は、すでに世界の注目する成果を上げた。これを誇りに思う理由がわれわれには完全にある。だがわれわれは誇りに思うが慢心はしない。過去の功績にあぐらをかくことは決してない。新たな情勢の下でわが党は多くの厳しい試練に直面し、党内には多くの解決を急ぐ問題が存在する。特に一部の党員幹部の間に生じている汚職や腐敗、大衆との乖離、形式主義、官僚主義といった問題は大きな力を投じて解決しなければならない。全党が覚醒しなければならない。鉄を打つには自らが堅強である必要がある。われわれの責任は全党同志とともに、党の自己管理、厳格な党内統制を堅持し、自らの突出した問題をしっかりと解決し、活動の作風をしっかりと改善し、大衆と緊密に結びつき、わが党が常に中国の特色ある社会主義事業の揺るぎない指導の中核であるようにすることである」と指摘した。
習総書記は「人民は歴史の創造者であり、大衆は真の英雄である。人民大衆はわれわれの力の源泉だ。われわれは深く知っている。1人1人の力には限りがあるが、万民が心を一つにして、志が城を成せば、克服できない困難はないということを。1人1人の取り組める時間には限りがあるが、人民への誠心誠意の奉仕は無限であることを。責任は泰山よりも重く、事業は任重くして道遠しだ。われわれは常に人民と心を通い合わせ、人民と苦楽を共にし、人民と団結奮闘し、日夜公にあり、勤勉に取り組み、合格できる答案を歴史と人民に提出できるよう努力しなければならない」と強調した。
習総書記は最後に「中国は世界をもっと理解する必要があり、世界も中国をもっと理解する必要がある。記者の皆さんが今後も引き続き、中国と世界各国の相互理解を深めるために、一層の努力と貢献をすることを希望する」と述べた。
五大陸42カ国の報道機関180社余りの外国人記者250人近く、香港、澳門(マカオ)、台湾の報道機関70社余りの記者100人近くが、大陸部の報道機関60社余りの記者とともに、この歴史的瞬間の証人となった。中央人民広播電台(CNR)、中国国際放送局(CRI)、中国中央テレビ(CCTV)が会場から実況生放送を行い、人民網、新華網、中国網絡電視台、中国網も現場生放送を行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月16日
|