外交部(外務省)のトウ中華・国境海洋事務局長は13日、釣魚島およびその付属島嶼(日本名・尖閣諸島)の領海基線を中国が宣言したことについて、報道陣に以下のように述べた。
今回の中国政府による釣魚島およびその付属島嶼の領海基線の公布には重大な意義がある。第1に、釣魚島に対して中国が争う余地のない主権を有すること、そして領土主権と海洋権益を守るとの中国政府と中国人民の断固たる決意と意志を再び国際社会に示した。われわれの領土主権への侵害に力強く報復し、震え上がらせるものでもある。第2に、釣魚島の領海基線の宣言は領海制度の一層の整備に資する。第3に、釣魚島の領海基線を確定することで、当該海域の中国の領海と内水の範囲を明確化し、われわれが中国の国内法と国際法に基づき釣魚島海域を管理するうえでの法的基盤となった。
中国政府による釣魚島の領海基線の宣言について日本が中国側に申し入れを行うのは、全く逆ねじを食わせる、荒唐無稽かつ不当な行為であり、中国側は断じて受け入れない。いわゆる「島購入」または釣魚島で行うその他の日本の行為は全て不法である。日本の自作自演のこの茶番は法理上無効で、常識的に言って滑稽で、どう弁解し、とりつくろうとも、日本が中国の領土を不法に売買しているという基本的事実を覆い隠すことはできない。中国側がこれに激しく反発するのは理の当然である。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年9月14日
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