税関総署が8日に発表した統計データによると、8月の中国の輸出入額は前年同期比9.7%減の2兆400億元(1元は約19円)。うち、輸出は同6.1%減の1兆2千億元、輸入は同14.3%減の8361億元、貿易黒字は前月比40%増の3680億3千万元で、過去2番目に高い額となった。京華時報が伝えた。
今年1~8月を見ると、中国の輸出入額は前年同期比7.7%減の15兆6700億元。うち、輸出は同1.6%減の8兆9500億元、輸入は同14.6%減の6兆7200億元、貿易黒字は2兆2300億元で、80.8%増加した。
中国商務部(省)の沈丹陽報道官は前月の定例記者会見において「中国の対外貿易の発展が直面する国内外の情勢は、予想以上に厳しく複雑であり、通年の輸出は楽観視できない。今後も、輸出がマイナス成長となる月が出る可能性を排除できない」と指摘している。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年9月9日 |