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新型の大国関係の手本を示す習主席の訪米

 

「もしも米国と中国が一致協力して世界を建設できれば、どれほど大きな成果になるだろう」。キッシンジャー博士が著書『中国論』で言及した壮大なビジョンは、新たな中米首脳会談でより深く描き出されるかも知れない。中国新聞網が伝えた。

中国の習近平国家主席が9月に訪米し、2013年の米カリフォルニア州での「サニーランズ会談」、2014年の北京での「瀛台夜話」に続き、中米両首脳の「太平洋を越えた」新たな歴史的会談が実現する。中国人民大学の王義桅教授は中国新聞社の取材に「習主席の今回の訪米は両国関係発展に一層のプラスのエネルギーを注ぐだけでなく、大国協力の先導・模範効果を生む」と指摘した。

2013年3月14日、習主席はオバマ大統領と就任後初の電話会談を行った。習主席は「新型の大国関係の道を歩み、今後の両国関係発展の基調を定める」と強調した。2013年6月、習主席はオバマ大統領とサニーランズで「ノーネクタイ」の会談を行った際、「中米の新型の大国関係の構築」を提唱した。中国国際問題研究院の阮宗沢副院長は「新型の大国関係の構築という中国の新提案は、間違いなく現在の国際関係において最も創意ある『中国の案』だ」と指摘した。

その後行われた数回の中米首脳会談、電話会談を見ると、「新型の大国関係」はキーワードとなり、共通認識が次第に固まってきた。

ロシア・サンクトペテルブルクでの会談で、習主席はオバマ大統領に「われわれは新型の大国関係の構築という正しい大きな方向性に沿って歩んでいくべきだ」と強調したうえ、中国経済の状況を説明し、協力の誠意を示した。

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