中国が軍事パレードで武器を見せたことに関するフィリピン側の発言について、中国外交部(外務省)の洪磊報道官は7日の定例記者会見で「フィリピン側発言は中国の決意とコミットメントを顧みないものだ」と述べた。
――フィリピン国防省報道官は6日に声明で「中国首脳がこのほど平和に尽力するとの約束を表明したことをフィリピン国防省は歓迎するが、なぜ中国側は攻撃兵器を見せる必要があったのか?中国政府は平和に尽力するとの欺瞞的発言を辞め、誠意を示すべきだ」と表明した。これについてコメントは。
中国は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念行事を行い、30万人の兵力削減を宣言して、平和の誠意を示し、平和を維持する決意と意志を伝えた。国際社会はこれを高く評価し、東方の主戦場として中国が世界反ファシズム戦争の勝利に払った大きな犠牲および世界平和を守る揺るぎない姿勢を称賛した。フィリピン側の発言は中国の決意とコミットメントを顧みず、白黒を逆さまにし、世論を惑わすもので、一評にも値しない。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月8日