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中国、乳幼児用粉ミルクを薬品レベルで管理

 

中国では新改正の「食品安全法」が10月1日から正式に実施される。乳幼児用粉ミルクの配合は、「届出制」から「登録制」に変わる。それに先立って、今月2日には、注目されていた「乳幼児用粉ミルクの配合登録管理規定(試行)」の意見聴取稿が発表され、意見が公募されている。国家食品薬品監督管理総局が起草した意見聴取稿は、中国国内で生産される乳児用粉ミルクの配合に厳格な規定を制定している。業界関係者は、「厳格な規定により、混乱している粉ミルク市場の規範化が進むのでは」と期待している。京華時報が報じた。

配合1種類につき1種類の商品の生産

登録性が導入され、粉ミルクの配合を登録しなければならなくなった。つまり、中国は今後、粉ミルクを、薬品と同レベルの体制で管理することなる。粉ミルクの生産企業は今後、国家食品薬品監督管理総局に配合を報告しなければならない。そして、同局は、報告内容の科学性や安全性などを審査したうえで、登録の可否を決定することになる。

意見聴取稿によると、一つの企業が登録した配合を使って、1種類の商品しか生産することしかできず、それを使ってさまざまなブランドの粉ミルクを生産することはできない。また、地域限定で販売したり、1つの販売業者のためにオリジナル商品を生産したりすることもできない。

申請数に制限も

これまでうわさされていた粉ミルクの配合登録管理規定と大きく違うのは、企業が申請できる配合の数に制限が課される可能性がある点だ。意見聴取稿は、2つのプランを挙げている。

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