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日本のGDPが減少 内需生産の回復遅く中国に依存

▽高まる中国経済への依存度

注目すべきは、人民元の切り下げや株式市場の調整といった中国要因が最近の日経平均株価に極めて大きく影響していること、ここから中国経済に対する日本の依存度の高まりがわかることだ。

財務省がまとめた統計では、15年上半期の日本の対中輸出は6兆4700億円(1元は約19円)で同2.2%増加し、対中輸入は9兆4300億円で同1.9%増加し、対中貿易の赤字は過去最高を更新した。その一方、日本を訪れる中国人観光客の旺盛な購買力が日本の内需の冷え込みを補填する重要なパワーとなっている。同省が発表した15年上半期の国際収支状況(速報値)によると、訪日観光客の日本での消費額から日本人の海外での消費額を差し引いた旅行収支は5273億円の黒字で、1996年以来の記録更新となった。観光庁の統計では、上半期に日本を訪れた外国人観光客は46%増加と急速に増えて約914万人に達した。このうち中国人観光客は倍増して217万9千人に達した。円安に促されて中国人観光客が積極的に買い物しており、4〜6月の一人あたり平均消費額は28万5千円だった。

また原油価格の変動も日本経済が直面するリスクの一つだ。資源とエネルギーのほぼすべてを輸入に頼る日本が、昨年末以来の原油価格の低下で大きな恩恵を受けたことは間違いない。日本総研は、「中東、北アフリカ、ロシアなどの主要産油国の地政学リスクが増大しており、下半期に原油価格が上昇すれば、日本経済は回復の歩みが遅れることになる」との見方を示す。甘利明経済財政・再生相は第2次四半期のGDPデータについてコメントを出し、「緩やかな回復基調が続いて」いると述べ、当面は経済活性化措置がうち出されることはないとした。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年8月19日

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