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パナソニック、AP中国を設立し中国区の家電業務を統合 現地化推進

 

パナソニック中国法人は7月30日、アプライアンス(AP)中国の設立を宣言した。AP中国は製品の開発、製造、販売を一体化し、中国人消費者に適した商品・サービスをより効率的に市場に投入し、経営の現地化を促進し、パナソニック家電事業の成長を推進する。AP中国は「Aspire to more~くらしにもっと憧れを」を事業ビジョンとし、憧れを生み出す「プレミアム商品」やライフスタイルを提案する。新華網が伝えた。

また、パナソニックは女優の高圓圓(ガオ・ユエンユエン)を中国でのブランドアンバサダーに起用。「くらしにもっとサプライズを」をという理念を打ち出したほか、エアコン、冷蔵庫など一連の新商品を発表した。

パナソニックが発表した2015年4~6月期の連結決算によると、同期の売上高は1兆8578億円で、前年同期とほぼ同水準となった。また、営業利益は766億円で、前年同期比7%減。純利益は595億円で、同57%増となった。地域別に見ると、日本と欧州の売上高はやや減少、南米・北米、アジアは増加した。中国地区は微増となっている。パナソニックは中国市場で新たなブランドアンバサダーを起用し、ブランドの宣伝を統一的に計画すると同時に、O2Oサービスの対応店舗を徐々に増やし、消費者との距離を縮め、意思疎通のルートを増やしていきたいとしている。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年8月4日

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