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日本の防衛白書の対中非難について 中国側は断固たる反対を表明

 

第4に、地域と世界の平和・安定維持は大きな趨勢であり、人心の向かう所だ。日本側は最近軍事・安全保障分野で第2次大戦後かつてない行動を取り、歴史問題で度々ネガティブな動きを見せ、数多くの日本国民を含む地域各国の人々の懸念と反対を招いている。われわれは日本側に対して、人為的に緊張を作り出し、摩擦や対立を煽ることを止め、地域の平和・安定にプラスの事を行うよう厳粛に促す。

同日、中国国防部(国防省)報道局は「日本の防衛白書は中国の正当な国防・軍隊建設に対して勝手な論評をし、東中国海、南中国海、サイバーセキュリティー、軍事的透明性などの問題を悪意をもって騒ぎ立て、中国の軍事的脅威を誇張し、中国軍のイメージに泥を塗った。中国側はこれに強い不満と断固たる反対を表明する」とした。

日本側は平和的発展路線を歩み、専守防衛政策を遂行すると公言する一方で、新安保法案を可決して、軍事・安保政策を大幅に変更し、集団的自衛権の行使を容認しようと図っている。日本側のこうしたやり方は対外政策の二面性を十分に暴露するものであり、アジア太平洋地域の平和・安定に負の影響を与える。われわれは日本側が防衛白書の全文を公表した後にさらに評価を進め、状況を見て必要な反応をする。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年7月22日

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