またJR統計はすべての特許技術を備えたリニア式高速鉄道を擁する。同社が最近行った人が乗車しての運行テストでは、最高時速が600キロメートルを超え、人が乗車した運行テストでの世界最高速を達成した。同社は現在、東京-大阪間の世界初の都市間高速リニア路線を建設中で、設計速度は時速505キロメートル、27年の開業を目指す。日本のロビー団体は米国の政界や財界、関連部門でロビー活動を繰り広げ、ワシントン-ボストン間の都市間高速鉄道に日本のリニア方式が採用されることを目指している。このために巨額の低金利建設資金の支援も提供する用意がある。

日本政府は今年5月、今後5年でアジア地域に1100億ドル（約13兆6422億円）の長期・低金利インフラ建設資金の支援を提供することを決め、無償援助の資金を25％増額した。アジア諸国には高速鉄道を中心とした巨大なインフラ建設ニーズがあるが、資金不足のため、海外からの資金を獲得しなければプロジェクト建設を実施できないというケースがしばしばある。日本政府の資金面での支援は、日本市場のアジア高速鉄道市場におけるより大きなシェア獲得を助け、潜在的な競争力を高めるのを助けるとみられる。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年7月17日