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在日本中国大使館、在日華僑界・抗日戦争勝利70周年記念座談会を開催

在日本中国大使館は17日、「在日華僑界・抗日戦争勝利70周年記念座談会」を開催した。程永華駐日大使、在日華人・華僑、中国企業代表、留学生ら40人が出席した。人民網が伝えた。

抗日戦争勝利70周年に当たる今年、中国は「歴史を銘記し、戦争で亡くなった人々をしのび、平和を大切にし、未来を切り開く」をテーマとする一連の記念活動を行っている。在日本中国大使館は、同座談会の開催を通じて、全民族が侵略に抵抗し、国家の存亡をかけて戦った70年前の歴史を在日華僑界と共に振り返り、戦争で亡くなった人々をしのび、その精神を学びたいとしている。座談会の出席者らは、歴史を忘れず、それぞれの業界・分野で奮闘し、祖国建設を支援し、中日の平和友好促進のために貢献したいと表明した。

程大使は座談会で、抗日戦争勝利の歴史的意義について、「抗日戦争の勝利は、中華民族が偉大なる復興の道を歩む上で重要なターニングポイントとなった。中国人は辛く苦しい抗日戦争の末、日本の侵略者を徹底的に打ち負かし、国家主権と領土保全を守り、中国を奴隷にしようとする日本軍国主義の目論見を粉砕した。近代以降、中国が外敵侵入への対抗で勝利を収めたのはこれが初となった。中国の抗日戦争は、世界反ファシズム戦争の中でも最も早く始まり、継続時間も最も長い。日本軍の主力部隊を長期にわたって牽制、これに反撃し、世界反ファシズム戦争の勝利に向け、大きく貢献した」と語った。

程大使はまた、在日華僑の抗日戦争における貢献について、「抗日戦争期間、海外の華僑は祖国と心を繋ぎ、様々な形式で抗日闘争を展開、勝利に向けて重要な貢献を果たした。当時、敵国である日本に暮らしていた華僑は、困難な状況に直面しつつも、勇敢に立ち上がり、抗日戦争に身を投じた。救国組織を設立し、抗日・救国の宣伝を行った人もいれば、前線に赴いて亡くなった人もいる」と語った。

程大使はさらに「歴史を銘記するのは、恨みを抱き続けるためではない。侵略戦争を美化し、歴史を歪曲する人間に対して意見を述べる際、まず自らが歴史を理解する必要がある。在日華人・華僑の皆さんが、中日交流活動に積極的に参加し、自らの言動でもって日本人に正しい歴史の知識を伝え、中日関係の改善に向け引き続き積極的な役割を果たしてくれることを願う」と述べた。

中国留日同学総会の汪先恩会長は座談会で発言し、「日本人の大部分は平和を望んでいるが、一部の人は歴史を歪曲し、歴史教科書の中で歴史を改ざんしようとしている人もいる。我々は日本語の書籍・資料を編纂し、在日華人・華僑が様々なルートを通じて日本でこれを拡散し、日本人に正しい歴史認識を伝えるべきだ。また、戦争を回顧して教訓を汲み取り、団結を強め、祖国をより美しく豊かな国にしていくべきだ」と述べた。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年7月19日

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