国務院新聞弁公室は7月6日午前10時、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念イベントのテーマ展示などについて発表会を行なった。国家新聞出版広電総局(広電総局)の田進副局長は「映画及びテレビドラマの作品や出版物を通して、中国人民抗日戦争勝利の偉大な歴史意義をアピールし、中国人民が抗日戦争の勝利を勝ち取った多難な道のりを反映し、記念イベントに向け良好な雰囲気の世論を作り出すために、今年はたくさんのテレビドラマとドキュメンタリーを放映する」と語った。
映画では「百団大戦」を皮切りに、10作品を3段階に分けて放映する。第一ステップとして全国の都市の主な映画館で「抗日戦争勝利70周年記念・優秀国産新作映画上映」イベントを9月1日から10日まで開催。第二段階として全国農村部、都市部のコミュニティや学校で抗日戦争をテーマとした優秀な国産映画上映イベントを7月1日から10月31日まで開催。第三段階として各テレビ局の映画チャンネルが「優秀国産映画シリーズ上映イベント」を8月下旬から9月上旬まで開催する。
発表会ではさらに重点的に放映するドラマとして12作品を決定した。その中で「東方戦場」は記念イベント期間中に放映し、「東北抗日連合軍」は7月4日から中央テレビ(CCTV)のゴールデンタイムでの放映を開始。「巨浪」、「黄河在咆哮」、「吉鴻昌」なども続々と放映する。
このほかに、広電総局の特別資金のサポートで作られた重点放送のドキュメンタリー「東方主戦場」は8月上旬撮影完了し、CCTVで放映予定で、「抗戦史上的今天」(抗日戦争歴史上の今日)、「大抗戦」のドキュメンタリーも続々と放映を開始した。「1937・南京記憶」、「砥柱中流:偉大的敵後抗戦」、「台児荘1938」などのドキュメンタリーは記念イベント期間に再放送し、大部分のドキュメンタリーは9月末までに完成し、続々と放映する。
アニメ作品「抗日戦争三部作」-「地道戦」、「鶏毛信」、「淵子崖保衛戦」は8月から順次放映し、その中の「地道戦」、「鶏毛信」は古典的な抗日戦争作品を基にリメイクされ、「淵子崖保衛戦」はドラマの制作スタッフが見つけた新しいテーマで、今まで映画やドラマ化されていない中国人が勇敢に敵と戦う壮絶な物語である。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月13日 |