「七七事変(盧溝橋事変)」の78周年を迎えたことで、中日両国関係や中日青年交流などの話題が再び注目を浴びている。できるだけ客観的に日本の社会の真実の姿を伝えるため、在日留学生数人を招き留学生の目に映った日本社会について語ってもらった。中国青年網が伝えた。
愛知大学国際中国学研究センターの王広涛博士
■日本の青年は真の姿とはどのような姿なのか
愛知大学国際中国学研究センターRA(リサーチ・アシスタント)の王広涛さんは、「日本の学生の印象は決して悪くない」と率直に語った。「これは、もしかすると私が現在学んでいる大学と関係があるかもしれない。全体的に言えば、愛知大学は非常に学術的雰囲気に満ちた大学で、学生たちも日本の政治や中日関係に比較的関心を持っており、全体的に中国を排斥したりすることもない」。
王さんは、「日本の安倍内閣の内外政策に対し、大学のキャンパスでは至るところに安倍政権を批判する壁新聞などが貼られている。また、日本の青年とのつきあいの中でも、日本のネット右翼の問題は頻繁に話題にあがる」と語る。また、王さんは掲示板サイトではネット右翼を大勢見かけるものの、日常生活の中ではあまり目にすることはないことに気付いたという。
「日本のクラスメートの分析では、多くのネット右翼青年は大学に進学しなかった若者、あるいはうだつの上がらない若者であり、実際にある一定の水準を持つ若者はネットを利用していわゆる民族主義を扇動するようなことはあまりしないという」と王さん。