習近平国家主席によるロシアでのBRICS首脳会議、上海協力機構首脳会議への出席について、程国平外交副部長(外務次官)が外交部(外務省)のプレス・ブリーフィングで説明した。
習主席が3回連続でBRICS首脳会議に出席することは、BRICS協力を中国側が強く重視している表れだ。今回のBRICS首脳会議は「BRICSパートナーシップ――世界発展の力強い要素」だ。BRICS首脳は一連の会議を開き、BRICS協力その他関心を共有する世界や地域の問題について踏み込んで意見交換し、「ウファ宣言」を発表する。BRICS首脳は上海協力機構の加盟国、オブザーバー国、ユーラシア経済連合、および招待された指導者や国際組織のトップとの対話、BRICSビジネス理事会代表との対話も行う。
習主席が2カ月を経て再び訪露し、上海協力機構首脳会議に出席することは、ユーラシア地域および上海協力機構を中国側が強く重視している表れだ。中国側は引き続き上海協力機構に対する責任を具体的に示すことを望み、今回の首脳会議を通じて、上海協力機構が世界や地域の重大な問題について重要な見解や主張を国際社会に表明し、各加盟国が関心を共有する発展課題について共同で計画を立てるとともに、団結・協力して地域の問題や国際社会で一層の役割を発揮することを期待している。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月7日 |