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「ゼロ関税」による「高級車大幅値下げ」あり得ず
 

数カ月前、「輸入車を対象としたゼロ関税措置が今年7月から実施されると、輸入車の価格は大いに下がる」という噂がネット上を賑わわせた。中国商務部(省)はこのほど、これらの噂を否定、輸入車に対する「ゼロ関税」はあり得ないことを明らかにした。北京日報が報じた。

ネット上の情報によると、排気量や仕様によって異なるが、BMW・X6の国内価格は、86万元から216万元(約1700万円から4300万円)だが、海外価格は39万元から54万元(約770万円から1070万円)。ベンツS550 は、国内価格が164万元から300万元(約3300万円から6千万円)、海外では66万元から80万元(約1300万円から1600万円)。ランドローバー・レンジローバースポーツ5.0の国内価格は149万元から339万元(約3千万円から6700万円)、海外価格は64万元から84万元(約1300万円から1700万円)となっている。国内でも海外市場と同じ値段で買えるという期待が強まり、多くの消費者は、「数カ月待てば、輸入車を手に入れられる」という願いを持つようになった。

商務部の沈丹陽報道官はこれについて、「中国の輸入製品の圧倒的多数については、すでに2005年1月1日に関税の引き下げが始まり、2010年1月1日の時点で、全対象製品の引下げ実施が終わっている」とコメントした。

いったい、このような噂がどこから出てきたのだろう?華東政法大学の彭淑・副教授は、「当時、米通商代表部と中国商務部はWTOに対し、『全加盟国が2015年までにあらゆる工業製品・消費財の関税をゼロとし、貿易品のゼロ関税を実現する』という方案を提出した。だが、この方案は、最終的な合意に至らなかった。これが、誤解が生じる原因となった可能性がある」と指摘した。

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