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韓国、MERS感染による死者23人に 致死率14%

 

韓国保健福祉省は18日、MERS(中東呼吸器症候群)への感染によって新たに3人が死亡、死者は23人に達し、致死率は14%に上昇したことを明らかにした。中国新聞網が韓国メディアの報道を引用して伝えた。

また、韓国では、新たに3人への感染が確認され、感染者は165人に上った。新たに感染が認められた3人のうち、2人は看護士だった。

MERSへの感染によって死亡した23人のうち、男性は16人(70%)、女性は7人(30%)。年代別で見ると、60歳代が最も多く8人、70歳以上(7人)がこれに続いた。このほか、50歳代が4人、80歳代が3人、40歳代が1人。

死亡した23人のうち、21人が慢性疾患罹患者または高齢者で、その割合は91%に達した。

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は17日午後、世宗(セジョン)特別自治市にある韓国保健福祉省MERS中央対策本部を視察し、専門家で構成されたMERS緊急対策チームと会見、MERSコロナウイルス感染の連鎖を適切に遮断するよう彼らに求めた。パク大統領が対策本部を訪れたのは、今回が初めて。

パク大統領は、韓国保健福祉省の文亨杓(ムン・ヒョンピョ)長官から、MERS感染拡大防止措置に関する報告を聴いた。また、関連職員に対し、患者との緊密接触者を厳格に管理し、感染関連状況について、タイムリーかつ透明性の高い情報公開を行い、政府の感染拡大防止・コントロール策に対する国民の信頼を取り戻すよう求めた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年6月18日

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