産業の空洞化防止に力
重要なものを作ることができて初めて自信を持つことができる。最近発表された「国務院の国際生産能力と設備製造の協力に関する指導意見」において、鉄鋼や非鉄金属、建材、鉄道、電力、化学工業、軽工業・紡績、自動車、通信、工事用機械、航空・宇宙、船舶、海洋工事など12の業界が 国際生産能力と設備製造の協力における重要な業界と見なされており、製造業の先端化が全面的に推進されている。
専門家は、「中国の製造業は、大きな発展の余地があり、最終的には中国経済のハードパワーとなるだろう」としている。「工業は、一国の経済の本当の実力を示す。米国の教訓を銘記し、第三次産業が第二次産業を超えたからといって、工業を軽視し、産業の空洞化を招いてはならない。中国の工業化はまだ完全に終わっておらず、競争力や要素利用率、国際的な分担構造において、特別高い位置にいるわけでもない。製造業の潜在能力は依然として大きい」と周教授。
中国機械工程学会管理工程分会の常務理事である金達仁氏は、今後10年の間に、「中国製造2025」が実施されると、中国の製造業の企業は、スマート工場へと発展すると同時に、そのメリットは、低コストから品質や費用対効果へと変化し、粗放型製造は環境に優しい製造へと変化し、機動力は要素駆動からイノベーション駆動へと変化するだろう」と予測している。 (編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月18日
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