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中国株の時価総額が10兆ドル突破  上海取引所が世界第3位の市場に

2015年に入ってから、中国の株式市場の活況が続いている。最新データによると、5月末現在、中国株式市場の時価総額がすでに10兆ドル(約1234兆円)を上回った。この間に、上海証券取引市場はニューヨーク証券取引所、ナスダック市場に次ぐ世界第3位の株式市場に成長した。

国際取引所連合(WFE)が発表したデータによると、5月末現在、上海証券取引所の時価総額が5兆9000億ドル(約733兆円)となり、深セン証券取引所の時価総額が4兆4000億ドル(約542億9600円)となった。

過去12カ月間で、中国の株式市場の時価総額は6兆7000億ドル(約826兆円7800億円)増加し、この増加額は米国を除いたあらゆる国の株式市場の時価総額を上回った。

今年の中国の株式市場は急激な勢いで上昇し続けている。今年の1月1日から、上海総合指数は+60%近くの上昇となり、深セン総合指数も+120%の上昇となった。中国の株式市場は2015年に入り世界で最も活況を呈している市場となっている。この間に、上海証券取引市場はニューヨーク証券取引所、ナスダック市場に次ぐ世界第3位の株式市場に成長した。テクノロジー関連の銘柄が多い深セン総合指数は今年+122%の上昇で、過去最高値を更新し、深セン証券取引所は世界第7位の株式市場となった。

中国A株市場の出来高も爆発的な成長を遂げている。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」はフランスのBNPパリバ銀行の首席アジア経済学者リチャード氏の文章を引用し、「2007~2013年の中国A株の一日あたりの平均出来高は2000億元(約3兆9720億円)に達していなかったが、最近は続けざまに1兆元(約19兆8600億円)と2兆元(約39兆7200億円)の大台を突破した」と報道した。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年6月17日

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