海軍の戦闘能力向上を促進する遠洋訓練の常態化
近年、海軍は艦隊の戦闘即応パトロール、遠洋訓練、実兵対抗演習などのタイミングと合わせて、艦艇、航空機による宮古海峡、バシー海峡を通過しての西太平洋海域での訓練を相次いで実施してきた。
張氏によると、中国海軍の遠洋訓練はすでに常態化を実現した。これは中国海軍の戦闘能力の向上において非常に大きな促進的役割を果たしている。海軍の遠洋行動に対する指揮・制御能力、通信・連絡能力が向上し、防御作戦能力が全体的に向上し、さらに遠方で海上防御作戦を実施できるようになる。また、遠洋訓練は海軍の艦艇、通信設備、指揮・制御システムの発展も促進し、武器・装備システムの遠方での作戦性能をさらに検証することができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月15日